にわとり日記

のんびり思ったことかきます。ただの日記なので体裁はバラバラ。

自己評価と見せ方

こんばんは。友達が池袋のシュークリームシュクリのシュークリームをうちに持ってきてくれたので今日はいい日です。

やっぱりここのシュークリームは一番美味しいです。

 

今日は自己評価と自分の見せ方の話です。

最近お世話になっている人(以下Kさん)とこの話題になり色々考えさせられたので記述しておきます。

 

Kさんは「僕は自分のことを自分できちんと評価できていると思うし、そうできる人は強いよ」と話しています。要は自分は自己評価ができているしそうあったほうがいいよということらしい。

最初、自己評価という単語の定義が分からず「自己評価できている=自分を価値のある人間と評価している(みなしている)」という意味だと捉えました。

この人は自分に相当自信があるのだな…(そんなに堂々と言えるのはもはやなんかすごい)と思いました。

 

もちろんその「自分の価値を高く評価する」意味もあるのかもしれませんが、彼と話しているうちに彼の「自己評価できている」という言葉の意味に気づき始めました。

 

彼のいう自己評価とは、「自分がどういう人間か客観的に把握すること」だと気づきました。

話を聞いていると、彼は自分の特性(好き嫌い得意不得意やりたいことやりたくないことなど)をきちんと自分の中で整理できていました。

 

自己評価ができているお陰で、自分の出るべきところややりたいこと(自分のプラス要素)に関しての緻密性や戦略は論理的かつかなり練られていて、よく考えて取り組んでるなと思いました。

 

一方で苦手なことやりたくないこと(自分のマイナス要素)に関してはあまり情を持っていないように感じました。やるかやらないかは別として、メンタルをそこに使っていない感じです。

 

苦手なことやできないことに関して、整理・把握しきれていないから、みんな自分はできるとかいう変なプライドを持って突っ込んで行って結果はボロボロで凹んじゃったり、逆になんでこんなことができないんだろうとかその都度思ってパニック状態になってメンタルを削がれたりするんだと思います。マイナスの特性も把握できているのは精神面でのへこみが少なくなる利点がある思います。

 

彼は自分の特性のマイナスの面も把握しているので、そこ(マイナスの特性)にはあまり労力や情はかけずに、自分のプラスの特性に自分の沢山の労力や時間や思考を持っている気がします。その結果、彼は他の人より結果を出すことができているしあんまり精神的にブレないんだろうと感じました。

 

こう整理して思い出したのですが、わたしはここでいう自己評価というものを、就職活動に関してはできていたかもしれません。とても自分と向き合って、これ以上ないくらい納得して、戦略的にやりました。

 

私は就職活動をはやく始めました。その理由は、大企業に行きたいとか意識高い系とかそういうものではありません。私は自分が「自分は心配性だから、多くの選択肢(業界や企業)を見てから1つの企業に絞らないと入ってから不安になるだろう」と分かっていたからです。

 

ここ行きたい!って決めてそこしか見ない人もいるけれど私はそれがすごく不安になってしまう人です。私は、何か仕事で辛いことがあった時、もっと他の業界もみとけばよかったとか思ってしまうだろうという人間なので、はやくから就職活動を始めて、ほぼ全ての業界を研究しました。

 

就職活動では自分に関しての自己分析ノートは2冊書きました。また人事に好かれるにはどうすればいいか(自分の見せ方)も戦略的にやりました。これは後々に自己評価が客観的にできる大きな要素となりました。

 

会社説明会にいくのはみんな説明をきくために行きますが、そんな会社説明などホームページに書いてあります。私は気に入った企業に関しては会社のホームページを事前に見て質問事項をまとめて、質問をするために説明会に行っていました。質問コーナーとかではなく、説明会が終わった後みんなが帰ってから個別に聞きに行くことで名刺をもらったり社員の人を紹介してもらったりして顔を売っていました。何度か行くと向こうから話しかけてくれるようにもなったし、個別にメールをくれる会社や、休みを使って自分のためにESや面接で話すことを一緒に考えてくれる社員もいました。私は自分に自信がないし、自己主張も苦手なので、10分程度の面接の場で他を凌駕するのは無理だと思いました。なので自分のような人間は自信をつけるためにも面接前の説明会の時点から戦略を練って攻めたほうがいいと分かっていました。

何万人もいる就活生の中で、人事も一人一人覚えてないでしょう。というか運の作用大きいと思います。その中で、「人をいかに自分に惹きつけるか」、そこを考えて就活をできたことが良かったかなと思います。

 

そう行った見せ方の工夫で、自己主張が苦手だったり特別なアピールポイントもない自分でも納得いく終わり方ができました。

 

自己評価できるって大切だなと思います。なんか最近割と凹みぎみだったけど、そこに気づかされて、Kさんと話したのは、いい機会だったなと思いました。